だっこんさんの忘備録

コーヒーを飲みながら思いついたことを書いていきます。整形リハビリ・心理学領域の話題とワイン初心者の拙い感想が主になりそうです。

筋肉語り コアマッスル編

 せっかくなので文章を日常的に書く癖をつけていきたいだっこんです。少しでも読みやすくわかりやすい文章を心がけていきたいと思います。あと文章にしておくといざというときに口で説明するのも楽だしね。

 

 今日のテーマは「コアマッスル」です。割と新しい言葉で定義もあやふやだったりするのですが、私の知る範囲でまとめてみたいと思います。

 

 

 まずはそもそもコアマッスルって何?という話ですが、人間の体幹部分を形作る深層筋(インナーマッスル)のこと、とされています。また言葉が増えて余計こじれましたね。まったくこれだから専門用語は…!ひとつずつ説明します

 

体幹…身体のうち、四肢と頭を除いた胴体部分のこと。

・深層筋(インナーマッスル)…文字通り、身体の深い部分の筋肉のこと。

対義語として浅層筋(アウターマッスル)がある。それぞれの特徴として、インナーは瞬発力に劣る代わりに持久力が高く、アウターはその逆。主な役割分担はインナーが姿勢制御や関節安定性に作用し、アウターはパワーを必要とする動作を担っています。

プランクや空気イスみたいなジッと耐えるトレーニングはインナー、スクワットやダッシュみたいな動きを伴うトレーニングはアウターというイメージでいでしょう。

 

 体幹インナーマッスル…胴体部分を支えてる筋肉…?となんとなくイメージできてきたところで、コアマッスルに話を進めていきます。

 

 

 体幹といえば体の中心部分ですが、さらにそのインナーマッスルとなると、いわゆる「お腹まわり」で胃や小腸・大腸を始め肝臓膵臓腎臓etc…の内臓を支えている部分になります。

 具体的にはお腹(全面)、腰(後面)、横隔膜(上部)(横隔膜は実は筋肉です、焼き肉で牛の横隔膜がハラミと呼ばれます)、そして底に当たる下側です。この底の部分は骨盤底筋群と呼ばれ、みんな大好き肛門括約筋などが含まれます。骨盤絡みは男女差が大きいことも特徴ですね。

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 このように内臓を四方から取り囲むインナーマッスルを「コアマッスル」とか「コアハウス」と呼んでいるようです。ようやく言葉の説明が終わりましたね。

 

 では、このコアマッスルがどういう働きをしているかと言うと、全身の安定性の要、土台になっているわけなんです。このコアを中心にして下肢が生えて、上半身が載っているイメージです。

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 上記の非常にわかりやすい図の通り、コアが安定していないとそれだけで姿勢が崩れてしんどそうですね。力も入りづらいですし、無理をすると身体を痛めやすい状態でもあります。

 一方コアが安定すると、末端までしっかりと安定させやすくなり、身体への負担も最小限ですみます。運動や作業をするときにコアが安定しているかどうかで効率が段違いになるわけですね。

 

 そんな大切なコアマッスルですが、じゃあどうやったら鍛えられるの?となりますよね。オススメなのは「ドローイン」という呼吸の体操です。

 やり方は簡単で、大きく吸った息を頑張って吐くだけ。できるだけおへその下辺りをへこませるイメージで、コアをギュッと引き締めるイメージで行ってください。

 最初は仰向けで膝を立ててやるとやりやすいと思いますが、慣れてきたら立っているときも座っているときも常にドローインをしながら生活することにチャレンジしてもいいと思います。コアを引き締めることで勝手に姿勢が良くなるので、スタイルが良くなったり、肩こり腰痛が軽減したりといった効果が見込めます。

 また、ドローインの亜種で「お腹を膨らまし続ける」という方法もあるようです。「縮めて締める」ことで安定させるのではなく、風船のように膨らませることで腹圧を高めて安定性を高める方法です。スタン○ォード大学のトレーナーさんが考案した方法なんだとか。こちらも試してみてもいいかもしれません。

 

 

 以上、コアマッスルについての説明でした。コアマッスルは流行りのキーワードだと思うので、ググれば同じような記事がいっぱい出てくるとは思いますが、やっぱり大事なことなので私もまとめてみました。私は最近、できるだけ常にお尻の穴を締めるように意識しながら生活しています。コアはもちろん、歩く時は内ももまでビンビン効いてる感じがあります。

 普段使わない筋肉を使うと非常に疲れるけど、コアの安定性および姿勢の改善は一生モノの財産になると思うので、みなさんも是非実践してみてくださいね。